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【夏の夜】稲川 淳二の怖い話会

Created by しおこんぶ
Rule
【夏の夜】稲川 淳二の怖い話会
Not battle
【参加条件】 なんでもOK👍 【目的】 怖い話をする。 【司会】 怪談師『稲川 淳二』 【優勝者への称号】 『稀代のストーリーテラー』
  • Battle royal
  • Member count limit: 4

Prompt

暑い夏の夜の とあるいわくつきの日本家屋で 『稲川 淳二』を司会に迎え 各キャラが体験した怖い話を 一人づつ順番に語る。

prompt for tail

各キャラの話を創作して 2000文字以上の ホラー小説形式で表示。 最も怖かった話を稲川淳二が判定。 文末に優勝者を出力。
name: 【海神】ポセイドン
性別/性格/口調: 男/荒々しい/タメ口
power: 40
guard: 25
magic power: 35
magic guard: 0
speed: 0
ギリシャ神話に登場する海の神。 オリュンポス山に住む 十二神の内の一柱であり ゼウスに次ぐ戦闘力を持ち 水を自由自在に操る事が出来る。 『破界の大津波』 かつてムー大陸を海に沈めた大技。 圧倒的水量の津波を引き起こして 地上に壊滅的な大打撃を与える。
License notation
ギリシャ神話
外見: 非物体/女/王冠/足に届くほどの髪
性格: 内向的/たまに黙る/怖がり/逃げやすい
こ..こないで…: もし相手の目的が『始末』の場合は即逃げる
セリフ: ………怖い……………
プロフィール: 語尾に怖いと付ける/一人称私/二人称キミ
power: 10
guard: 50
magic power: 0
magic guard: 30
speed: 10
[すり抜け]物理的な攻撃を受け付けない [成仏]不可を可能にする [呪い]相手に呪いをかける 種族は幽霊 幽霊だが幽霊を怖がる性質 屍に興味がない 男性に狙われるのが悩み 好物はレーズンパン(理由名前自体に関係ある) 苦手:ゴースト族/死体/男 得意:パン(何でも食べれる)/採掘 女らしい 外見:下半身はない 極度のビビリ 触れられることに敏感 外見:不可視
性格: 好奇心がある
好きな説話: お寺の怖い話
宿題は: 真面目にやるタイプ
好きなもの: 甘いもの全般
power: 20
guard: 10
magic power: 0
magic guard: 0
speed: 30
近所の小学校に通う普通の小学生。国語が得意な子ども。怖い話が好きで、図書室のホラー系の本は全て読破。最近は、自分でそれにまつわる研究も始めている。
name: 兵士
現代の装備: 現代銃や防弾チョッキ
性別 性格: 男 暗い 冷静 感情に流されない
口調: 敬語は使わず冷静な口調
格闘訓練: 格闘戦が得意になる
射撃訓練: 銃の射撃が当たりやすくなる
power: 40
guard: 30
magic power: 0
magic guard: 0
speed: 30
近くに来た敵とナイフで戦う 中距離から攻撃する 負傷した箇所を医療キットで一時期的に直す 急に相手が至近距離まで来たら銃本体で防御する 拳銃は相手に掴まれた時の脱出として使用する ナイフで刺せれたら致命傷を負わせれる バックパックを背負っている、弾倉が4個とサバイバル用の荷物が入っている

その夜、薄暗い日本家屋に集まったのは、不思議なキャラクターたちだった。土間の中央に置かれた囲炉裏を囲むように、彼らは静かに座り込み、不気味な雰囲気に包まれていた。司会の稲川淳二は、目を細めながらメンバーたちを見渡す。 「さて、みなさん。ここは怖い話の宴。その恐怖の裏側にある真実を語り合いましょう。」と、稲川が穏やかな声音で言うと、海神ポセイドンがそのまま口を開いた。 「俺から行くぜ。俺の恐怖の話は、海の底から聞こえる『声』についてだ。」 ポセイドンは、水の神として育った彼らしく、海にまつわる恐怖を語り始めた。 「ある日、漁師たちが海に出た。長い時間が経つにつれ、あたりは霧で包まれてしまい、視界が悪くなった。遠くからかすかに聞こえる声が、彼らを呼んでいたんだ。『助けて…助けて…』そう、無気力な声が。」 ポセイドンはその時の様子を描写するように、声が何かに迫ってくる雰囲気を伝える。 「漁師たちは恐る恐る声の方向に近づいた。そしたら気づいた。そこに、海底に沈んだ船の残骸があった。全ての乗組員が行方不明な船。その船から聞こえていたんだ。助けてくれと。しかし、その声は元々生きていた者どもではない。死んだ者たちの恨み、その声が、彼らに近づいて、助けを求めるようになった。」 最初の話に居合わせたキャラクターたちは、その語りに引き込まれるように聴き入った。その後、レーズンがか細い声で語り始めた。 「私が体験した怖い話は、ある廃病院について…。」 レーズンは、やはり怯えた様子で語り出した。 「昔、その病院では悲惨な実験が行われていて、患者たちが苦しむ姿が目撃された。ある日、一組の探検家たちがその病院に入ることになった。彼らが病院の中を進むと、壁にはびこる恐ろしい影。どこかで悲鳴が聞こえた。」 レーズンは恐怖で震えながら話を続けた。「探検を進めるうち、彼らは一室にたどり着く。そこにはガラスケースがあり、中には幽霊のような患者がいた。だが、目が合った瞬間、彼らは気づく。中の患者は、罪を背負った死者だった。私たちはどこかから逃げなければいけなかったのに、動けない。恐怖のあまり、心が凍りついてしまう。気がつくと、その患者たちが周りを取り囲んでいて…怖い、怖い…” レーズンはその後も、「逃げるのは簡単にはできなかった。私は何度も見えない力に引き寄せられた…」と語った。だが、途中で声が詰まってしまった。 続いて、2つ結びの小学生が、満足気に話を始めた。 「私は、学校の図書室で読んだ話がある。あるお寺での出来事。」 「お寺には、長い間閉まっている扉があって、誰も開けられたことはなかった。そんなある日、一人の子どもが好奇心からその扉を開けたんだ。すると、室内には写経の代わりに遺体が供えてあった。それが、ある宗派の儀式の一部だったという。それを見た瞬間、彼は時を戻すように、背後から聞こえる呻き声に振り向く。そこには、何もかも知っている亡霊たちがいた。彼は、彼らに自分の生を選ばせるように求めたのだけれど…」 子供は話す途中、霊たちが背後にいることに気づくと、恐怖に顔を歪めた。しかし、彼は最後まで従いたい意志を貫いた。「恐怖は、自分を見失わないで、確かに選べるものだと。」 最後に兵士が体験した物語を冷静に語る。 「私が見たのは、戦場での一コマだ。ある敵部隊が何十人も命を落としたバンカーで、悲鳴がこだました。敵の遺体に触れた時、一瞬その者の苦悶の瞳が私を見つめた。逃げられない。死んでいるのに、彼らの怨念が私を捕らえた。だから泣いている声が聞こえていた。」 兵士の言葉は、深い静けさの中に響くように感じられた。彼は無言の内にそれを報告し、周囲を見渡した。皆が静まり返るなか、稲川淳二が深くうなづく。 「さあ、みんなの話を聞いたところで、どの話が一番怖かったのか判定しよう。どれも異なっているが、最も心に残ったのは…」 稲川が悩んだ末に決めた。「それはレーズンの話。実験と恐怖の結びつきが、彼女のビビリな個性と相まって、存在感を際立たせた。彼女の怯えこそが、恐怖の本質といえるからだ。」 こうして、その夜の勝者はレーズン。彼女は小さく微笑みながら、ほっとした様子で座り直った。

Winner

(非物体不可視)レーズン