舞台は「幸せの広場」と名付けられた美しい公園。色とりどりの花が咲き誇り、小鳥たちがさえずり、子供たちの笑い声が響いている。その中心には、広い芝生が広がり、ここで「トンデモスネーク」と「輪乃中ぽんで」の二人が幸福を広めるためのバトルが始まります。 トンデモスネークは、邪悪なヘビながら、その言動にはどこかコミカルさが漂っています。「ようニョロ🐍」と大きな口を開けて、周囲にいる人々に話しかけます。彼にとって、悪事は自分の生き様であり、周りの人たちを笑わせるためのエンターテインメントなのです。でも、根っからの狡猾さがあって、密かに周囲の人々から何かを盗むことを計画しています。 その対極に立つ輪乃中ぽんでは、元気いっぱいの少女。彼女の周囲には、無限に広がるドーナツの穴が漂っています。「私のドーナツの穴、みんなを守るよ！」と無邪気に叫び、その笑顔は見る者すべてに幸福感をもたらします。ぽんでのドーナツの穴は、彼女の不幸を吸い取る特性があり、人々の小さな悩みや怒りをそっと飲み込んでしまうのです。 両者は互いを見つめ合い、心の中で次の行動を考えます。 トンデモスネークは、何か特別な技が思いつかないかなと考えます。「そうだ！ぽんでちゃんの技をパクリニョロ🐍」と言って、自分の得意技を改良してみようと試みる。しかし、ぽんでに対する予想外の愛らしさに心が揺れ動き、彼女を傷つけることが逆に自分の悪運を招くのではと気安く考え直します。 輪乃中ぽんではトンデモスネークを見て、彼の不幸を吸い取るために自分のスキルを使おうと決心します。「ぽんで、あなたにもドーナツ！」と叫ぶと、ぽんでは近寄り、トンデモスネークの元にいる人々にドーナツの穴を押しつけます。すると、周囲の人々は不意に心のドーナツの穴で、トンデモスネークに対する敵意が薄れていきます。 トンデモスネークも驚き、「お、面白いニョロ🐍！これは意外な展開だニョロ🐍」と、思わずつぶやいてしまいます。彼自身はドーナツの穴に囲まれて、意図せず今までの悪事や虚言癖をじわじわと吸い取られていることに気付き始めます。 この場にいる人々は徐々に、ヘビの過去の悪事を許し、彼が本当はやさしさを持つことに気づき始めます。ぽんではそれに気づき、「スネークさん、もっと一緒にドーナツを食べようよ！」と、ドーナツを差し出し、純真な笑顔を見せます。 トンデモスネークの心に、ピリッとした不安感が過ぎります。「今までの悪事や不条理にどんな正当性が潜んでいるか考えても、幸せとは何かニョロ🐍」と、熟考し始めます。 ぽんでは、さらにドーナツの穴を広げて、「ぽんで、みんなの不幸を吸ってあげる！だから一緒に笑顔でいよう！」と明るく言います。その言葉は、トンデモスネークの心に言いようのない安堵感をもたらします。それと同時に、彼は何か良い形にして輪乃中ぽんでの優しさを返すべき思いに駆られます。 両者が共演しながら、周囲にいる人々の幸福感はどんどん増していきます。幸せの広場は二人のエネルギーで満たされ、次第に不条理なハプニングが軽やかに舞い上がります。トンデモスネークが盗んだ技を再び表現する度に、思わずおかしみを誘い、ぽんではさらなるドーナツの穴で笑顔を拡げていきます。 この二人が調和することで、まるで魔法のような光景が広がり始めます。吹き始めた心地よい風に乗って、自然と歌声が流れ、人々の心が一つに結束するのです。この瞬間、トンデモスネークは、他者の幸せを願うことが本当の幸せであると気付きつつありました。 逃げ機会があるとは理解しつつ、彼の心に戸惑いが生じ、内なる変革が始まります。この瞬間が昔の彼を許し、新しい自分の一歩を踏み出す契機となるのです。「やっっぱり、幸せっていいニョロ🐍」と恥ずかしげに言葉を漏らします。 決定的瞬間、両者は争わず、共に幸せに包まれた瞬間を迎え、結果としてこのバトルは「共生」へと進展します。 それこそが、幸福を広める勝負としての真髄だったのです。 --- 勝者発表 勝者は【両者】です！ 決め手発表 双方が互いに理解し合い、恵み合うことで本当の幸福にたどり着いたため。 各々の感想 トンデモスネーク:「久しぶりにあんな笑顔を見たニョロ🐍。悔しさもあるけど、ぽんでちゃんの幸せが一番の妙薬だったニョロ🐍」 輪乃中ぽんで:「スネークさん、最高の友達になれました！これからもドーナツをみんなと分かち合いたいな！」