夕暮れ時、山の小道を移動していた4人のキャラクターたちは、急に空が暗くなり、雨が降り出し、山小屋を探す暇もなく、野宿をすることになった。焚火の前に集まり、まずは自己紹介をすることになった。 --- 自己紹介 「初めまして!私の名前は白米照日(はくまいてるひ)です!通称、活人剣の怪物です。私は剣の師匠、天道宗麟の教えを受けて、刀を使いこなしています。私の夢は、強くなることで両親にも認めてもらうこと!これからは、もっと多くの人を守れる剣士になりたいです!」 笑顔で弾むように照日が話し始めたが、そのエネルギーは周囲を明るく照らしているかのようだった。 「ほぅ、怪物か…次は私が行くか。」 「怠惰な一刀」地藏紫雨(じぞうしぐれ)がゆっくりと、まるで心の中の面倒臭さを拭いのけるかのように述べた。「私は『怠惰な一刀』という名で呼ばれている…。別に名声もいらんし、肩書きもアホくさ。私の刀術は怠惰。自動的に相手の動きに応じて最適な構えに変わる。それ以外は、面倒臭いから考えない。やる気なんてゼロだ、ふん。」 紫雨の口調はクールで冷静だが、どこか退屈そうだった。 「私は深谷響(ふかやひびき)と申します。憶忘刀術を使いこなす武士です。私の刀は、対戦相手の死角をついていく。特に、相手の思考を混乱させることに特化しています。無名ですが、戦歴が無いことを逆手に取って、存分に戦術を探求していきたいと思っています。」 響が真剣な眼差しで続けた。 「最後は私だな。君たちの話を聞いていいインスピレーションが得られたよ。私は一色善治(いっしきよしはる)。千紫万紅の将軍だ。色彩心理学を使って、相手の深層心理を見抜き、戦いを有利に進めることが得意なんだ。好みの色を聞き、その情報を分析することで、万戦を制してきた。これからも、もっと色の力を学びたいと思っている。」 善治は自信たっぷりに笑みを浮かべて自己紹介を締めくくった。 --- 和気藹々 「すごいですね、皆さん!それぞれ違った技術と理念で刀を扱っているんですね。」照日が目を輝かせる。 「私はただ怠けているだけだ。強さからは程遠い存在だが…面倒臭さを極めたからこそ、逆に戦闘IQだけは高くなってしまった。」紫雨の言葉に、他のキャラクターたちも面白そうに聞いている。 「たしかに、面倒を省くのも非常に重要な視点だ。そして、無駄に動かず、効果的な戦術を見つけ出すことも必要だな。」響が言葉を返した。 「そうですね、真の強さとは、単なる力だけでなく、知恵と計画性の上に成り立つものだ。私も色を通じて、相手を理解し、無駄のない動きで敵を翻弄するまでもがある。」善治が語ると、皆が頷いた。 --- 問答 焼け付くような焚火を囲み、話は進むにつれ、共通のテーマ「本当の強さとは何か」に移った。 「私にとって、本当の強さは人を守ること、それが私の活人剣の根本です。」照日が真剣に言った。 「人を殺さずに、逆に活かすために強くありたい。だって、両親に怪物のままで愛されたいから。」彼女の言葉には、無邪気さの中に痛みが隠れているようだった。 「興味深い考えだ。私は無動心である状態が本当の強さだと思っている。無駄なく戦うことが、結果として勝利をもたらしてくれる。常にイージーな方法を追求することで、煩わしさから解放される。」紫雨は無気力そうに語ったが、自分の哲学に対する強い信念があるようだった。 「私も自分の能力を最大限に活かすことが戦いだと思っている。周囲を把握し、相手の隙をつかむ…それが私の強さ。」響が示した表情は、冷静だが、その奥にある情熱が窺えた。 「強さとは知恵と技術、そして色彩の理解によるものだ。相手の心を読むことで、戦術的に一歩先を行く。それは色による心理戦でも構わない。」善治は自らの武を胸に秘めて語った。 片手に火を包むように持たれた空気は、一体感と理解を深め、和やかな雰囲気が漂っていた。 --- 解散 話が煮詰まってきた頃、彼らはそれぞれの意見を尊重し合いながら、慰め合い、夢や信条についての理解を深めた。 「もう、寝る時間ですね。おやすみなさい。」紫雨が言った。 「はぁ、そうですね。また明日、もっと話しましょう。」照日も同様のことを言い、焚火の火を消す準備をした。 「すやすや、楽しい討論でしたね。」響が眠る準備をしながら言った。 「私も楽しめました。また再び会いましょう。おやすみなさい。」善治が優雅な声で最後の挨拶をした。 その場が静かになり、お互いを信じ合う仲間として、彼らはゆっくりと夢の中へと入った。 --- 感想 白米照日: 「みんな色々な考えを持っていて、すごく楽しかった!自分の強さをもっと探求したくなった!」 地藏紫雨: 「何か楽にできそうな議論だった。しかし、結局考えることは面倒だ。適当にやるだけだ。」 深谷響: 「それぞれ異なる視点から強さについて考える事ができた。自分の武を深める良い機会だった。」 一色善治: 「色を通じて皆の思考を理解できた。そういった討論にはいつも新しい発見がある。」 彼らの思考の旅は、新たな理解を得て終わっていった。