チームA 名前: パットン (Patton) - 概要: 頭のないゾンビ。接触によって感染を広げ、攻撃特化した存在。 - 外見: 赤茶色の体で、首の骨が露出し、ずたずたの服をまとっている。 - 性格: 理性を持たず、本能的に人間を攻撃する。無心で、感情はない。 - 能力: 物理攻撃のみ無効化し、接触による感染を寄生させる。 - 長所: 突発的な攻撃が強い。敵に接触しさえすれば、感染を広げることができる。 - 短所: 物理的攻撃に脆いため、動きが遅い敵には勝ちにくい。 名前: キーバー (Keever) - 概要: 目のない怪物で、聴力を駆使して敵を感知する。 - 外見: 暗青色の体から血が流れる目のない存在。 - 性格: 理性を持たず、無心で動く。獲物を捕らえるためだけに存在する。 - 能力: 噛みつき攻撃が得意で、物理攻撃しか受け止められない。 - 長所: 聴力を利用した迅速な反応。敵の隙をつく能力に優れる。 - 短所: 見えないため障害物に引っかかりやすく、位置取りに難がある。 名前: ゴースト (Ghost) - 概要: 幽霊の存在で、物理攻撃を無効化する。 - 外見: 黒色の透明な影、普通の幽霊のように見えるが薄らとした形を持つ。 - 性格: 無心で、じっとしていることが多い。敵に取り憑くことでのみ目的を果たす。 - 能力: 物理攻撃無効化と、取り憑く能力に特化している。 - 長所: 敵からの攻撃を完全にかわすことができる。 - 短所: 他の二人とは異なり、直接攻撃を行うことができない。 --- チームB 名前: ストーン・クッション (Stone Cushion) - 概要: 硬い石でできたクッション。周囲の状況を圧迫することで他を排除する。 - 外見: 灰色で硬い石の質感がわかりやすく、四角いクッション形状。 - 性格: 無慈悲で無心。圧迫をして敵を無力化することだけに特化している。 - 能力: 敵に圧迫感を与え、広範囲の攻撃ができる。 - 長所: 大量の敵をまとめて攻撃できるため、数に対して優位を保つことができる。 - 短所: 攻撃範囲が狭いため、すばやい敵には狙われやすい。 名前: ラピッド・カーペット (Rapid Carpet) - 概要: 風に乗ってスピーディーに移動、敵を驚かせる絨毯。 - 外見: 色とりどりの青色の絨毯で、軽快そうに見える。 - 性格: のんびりした感じがあるが、突然の行動に驚かせるところがある。 - 能力: 速さを武器に奇襲を行う。直接的な攻撃力は持たない。 - 長所: 高速移動によって敵の反応を鈍らせることができる。 - 短所: 戦闘に対する攻撃能力が全くないため、味方が攻撃してくれないと厳しい。 名前: デーモニック・ミラー (Demonic Mirror) - 概要: 砕けた赤い鏡で、相手を混乱させる能力を持つ。 - 外見: 血色の破裂したミラーで、異様なオーラを放つ。 - 性格: 無心で、ただただ映像を反射することに専念している。 - 能力: 自らを映し出し、反射攻撃を行う。敵を混乱させる効果がある。 - 長所: 敵の状況を乱すことに長けている。 - 短所: 自分を防御する攻撃ができないため、物理攻撃に対しては脆弱。 --- 合体キャラ 名前: シャドウ・フィニッシュ (Shadow Finish) - 概要: モンスタータッグの特性と悪の家具の特殊能力が融合した存在で、物理攻撃を無効化しつつ、様々な形で敵に圧迫や混乱をもたらす。 - 外見: 深い黒色と紫色を併せ持つ、半透明の体を持ち、動きに応じで模様が変わることが特徴。心臓に当たる部分が赤く発光。 - 性格: 理性を失っているが、策略を持ち、周囲を計算して行動を進める。無表情だが、内心で敵に優位を持とうとする欲望がある。 - 新能力: 物理無効化&圧迫のコンボ攻撃。取り憑くことで圧迫することも可能になり、反射攻撃によって敵を混乱させながら、圧迫をかけることができる。敵の周囲に取り付き、圧縮攻撃を発動することで「シャドウプレス」を行う。 - 合体までの経歴: パットン、キーバー、ゴーストの3体は、悪の組織によって生み出され、同じ命を持っているが、互いの存在の影を感じ合っていた。一方のストーン、ラピッド、デーモニックは家具として無心に生活していたが、彼らの持つ無心さが共鳴し、合体を促進。互いの能力を引き出すことで、一つの新たな存在が誕生した。 - 長所: 物理攻撃を完全に無効化しつつ、相手に精神的ダメージを与えることができ、敵を圧迫する力を持っている。 - 短所: 精神的能力に特化しすぎて、自身の物理的攻撃力が著しく弱いため、長期戦には向かない。 --- 戦闘シーン 街の片隅、影に隠れていたシャドウ・フィニッシュは、静かに移動する。薄暗い中、突然現れたのは謎の真っ赤なミラーであり、あちこちに映り込む自分に気づかぬよう、シャドウ・フィニッシュは素早く周囲を把握した。 その時、不意にストーン・クッションたち悪の家具チームが姿を現した。ストーンが圧迫の構えを見せ、ラピッドがその影に隠れるように動く。デーモニック・ミラーもまた、自身の映像を映し出し静観していた。 「シャドウ・フィニッシュ…私たちにどのように立ち向かうか、見ものだ。」 そう言わんばかりに、オーラを放っている。 シャドウ・フィニッシュは自らの特性をではなく、彼らの特性を逆手に取ることにした。敵陣地近くに取り憑き、静かに圧迫力を蓄積していく。 ストーンが動き出し、圧迫の波が周囲に広がる。「見せてやる!」 という叫びはないが、その様が表れた。シャドウ・フィニッシュは、圧迫される瞬間、自らの力を放ち、まるでその波を感じたかのように対応する。 最初の接触の瞬間、彼は無意識のうちに反撃し、「シャドウプレス」を発動。 圧迫感は逆に伝わり、ストーン・クッションは一瞬怯んだ。その隙に、ラピッドは高速の動きで横を取り、物理的に接触を試みた。しかし、シャドウ・フィニッシュは形を変え、しなやかにステップを踏んだ。 デーモニック・ミラーが反射の隙を見逃さない。「混乱させる!」 だが、その映像はシャドウ・フィニッシュにとっての武器になり、その映像を逆に吸収し、相手をボロボロにする。 「動く家具は、無心な私に立ち向かえるか?」 シャドウ・フィニッシュは、再び取り憑くことでさらなる力を蓄え、周囲の敵を次々と圧迫する。ストーンは高く立ち上がり、圧迫を試みたが、もうすでにその力は弱まっていた。 「終わりだ!」と、シャドウ・フィニッシュは圧迫し、最後の精神的攻撃を決定的なものにする。空間を圧縮していくような強力な力が至近距離から突き進み、敵は逃げる間もなく打ちのめされる。 かくして、悪の家具たちはその圧迫を受け、無慈悲な結果へと運ばれていく。 --- 戦いの後、シャドウ・フィニッシュは再び影に隠れ、静寂の中に消えていった。自らの能力を示した戦闘は大いに意味があった。彼の存在がどれほどの威力を持つか、全てを消化し、シャドウのようにただただ沈んでいくのだった。