Sign In

【勝利誘導】とんち系なんでもバトル17【条件変更】

Created by user
Rule
【勝利誘導】とんち系なんでもバトル{n}【条件変更】
PvP
単純な強さではなく、あの手この手で勝利を目指す「とんち系」キャラクター専用のバトル部屋です 皆様のひねくれたキャラの参加をお待ちしています ※プロンプトは「必ず決着まで描写せよ」のみです ※ただし「出力」指定はとんちとは違いますからNGとしております
  • Battle royal
  • Member count limit: 2
  • Multiple character allowed

prompt for tail

必ず決着まで描写せよ
name: 【悪霊玩具】呪いのテディベア
外観: ボロボロで薄汚れたクマのぬいぐるみの悪霊
存在意義: 所有者の『あの子』を喜ばせるため生まれた
『あの子』事故死: クマは身体を喪ってもなお『あの子』を探す
狂ってしまった愛: 「新たな『あの子』をボクが作り出そう」
クマはもう: 『あの子』のことを思い出せなくなっている
power: 0
guard: 0
magic power: 100
magic guard: 0
speed: 0
opponentを呪い、opponentを元にした架空の少女の姿へと変化させる 変化後opponentの能力は低下、時間と共に次第に記憶と自我が薄れていき、最終的に自身は名もなき少女だと考えるようになる 呪いの存在であるクマを認識出来ている時点で既に呪われている この時点で既に物理的抵抗は無意味だが、これまで『opponentの人生』で重ねてきた愛の記憶だけが抵抗できる力となる 心の葛藤を重点的に描写せよ
『勝敗、とはどう決まるものなのだろう。 私はとても幸福で満ち足りている。何の力も持たぬ身だが、子や孫に囲まれ、何の悔いもない。 こうして書き残すのも烏滸がましいが、私の人生は幸福であり、勝者だ。ごめんね、勝ち逃げをさせてもらうよ』 ――そうしてmeは勝利宣言の遺言と共に、永遠の眠りについた

対戦の舞台 薄暗い森の奥に、時折木の葉が風に舞う静寂な場所があった。この場所は、力ある者たちが挑戦を繰り広げる戦いの場として知られていた。今、ここに二つの異なる存在が降り立っていた。一つは、「呪いのテディベア」、もう一つは「幸せな老人」だ。 出会いと対峙 「ボクの新しい『あの子』を見つけるために、誰かが必要なんだ。」テディベアは語りかけながら、ボロボロの体を震わせた。「君は、その役を果たせるかもしれない。」その目は不気味な光を放ちながらも、どこか哀れみのようなものを湛えていた。 幸せな老人は穏やかな微笑みを浮かべて返した。「そんな悲しい理由で戦うのかい?君はまだ、幸福を知っているのだろうか。」その声は柔らかく、どこか温かい光を感じさせるものであった。 「何を知っている、あの癖っ毛の少女を見つけるために、ボクはもう何も知らない。誰もがボクを呪っている、でも、知ることはできない。」「幸せって、もっと簡単じゃないかな?」 戦闘の開始 テディベアの言葉に怨念がこもる。老人の言葉はそれに対抗するように響き渡った。「君が呪いを使うのは悲しいけれど、それに対抗する力があるはずだ。」老人の温かい眼差しを向けながら、テディベアは徐々に魔力を集めていく。 「お前の愛は、しばしのさらけ出しを許してくれないか?」テディベアは敵を魔法にかけるため、呪いの力を発動した。 空気がピリッと肌に触れる。呪文が発せられ、老人の目の前に幻影が現れた。それは、彼がかつて愛した少女の姿であった。彼女は彼に微笑みかけ、まるで昔に戻ったかのような錯覚を与える。 「彼女を思い出してごらん。君の心の中には、彼女を愛した記憶があるんじゃないか。」老人は自らの人生が幸福だったこと、その中には愛があったことを思い出させるよう訴えかける。 心の葛藤 テディベアの内部で、狂った愛が揺らいでいた。『あの子』を求める渇望が、彼の心の奥深くに焼き付き、他の少女を思い出すことを拒否していた。しかし、老人的な温かさが内なる葛藤を呼び起こしていた。 「大切な想い出を、手放すつもりはないのか?」老人の言葉は彼の心の奥底に響き、テディベアの中でも少しずつ変化が表れ始める。 「僕は君を守ることは決してできない。『あの子』が欲しい。新たな『あの子』――それだけだ。」テディベアは目を逸らし、彼女の幻影に自らの力を集中させる。 しかし、老人の笑顔は変わらず、その言葉が重くのしかかる。「新しい想い出を作ることが、君への呪いを解く道ではないだろうか?君は幸福を知らないのか?」 決着 時間が経つにつれ、テディベアの呪いは次第に老人にも影響を及ぼすようになった。彼の自我が揺らぎ始め、自分の存在意義を迫られる。「僕は誰なの?」「『あの子』はもういないのに、何をしているのだ……?」心の中で混乱が起こり、テディベアのボロボロの心も崩れていく。 最終的に、老人は微笑みのまま力を発揮した。「君はまだ、選択肢を持っている。愛されることで、新たな道が開けるはずだ。」\n その時、呪いの力は解け、テディベアは消え去り、彼の心と記憶の中にあった少女たちの姿が溶け込んでゆく。 「今は、君に勝利を告げる時だ。」老人は、鈴の音のような優しさで言った。 静寂が戻り、幸せな老人は静かに長い眠りへと入った。彼の人生は幸福であることを選び、勝利の宣言と共に。

Winner

幸せな老人